フラット35の金利の読み方
フラット35の金利は、住宅金融支援機構が毎月公表する金利情報で確認できます。ただし表にある数字は一つではなく、条件ごとに分かれています。
2026年10月資金受取分の掲載値(新機構団信付き)
| 区分 | 融資率 | 金利の幅 | 最頻金利 |
|---|---|---|---|
| フラット35(21〜35年) | 9割以下 | 年3.830%〜年5.840% | 年3.830% |
| フラット35(21〜35年) | 9割超 | 年3.940%〜年5.950% | 年3.940% |
| フラット20(15〜20年) | 9割以下 | 年3.510%〜年5.520% | 年3.510% |
| フラット20(15〜20年) | 9割超 | 年3.620%〜年5.630% | 年3.620% |
出典:住宅金融支援機構「【フラット35】金利情報」。2026年10月13日確認。
表を読むときの4つの軸
- 資金受取の月:金利は申込時ではなく資金を受け取る月の金利が適用されます(機構「借換えのお手続き」)。
- 借入期間:20年以下と21年以上で金利が分かれています。借換えで期間を20年以下にすると、表の上ではフラット20の区分になります。
- 融資率:9割以下か9割超かで金利が違います。
- 団信の種類:表は新機構団信付きの金利で、デュエット(ペア連生団信)は年0.18%、新3大疾病付機構団信は年0.24%を加えると記載されています。
「最頻金利」と自分の金利
金利の幅は取扱金融機関ごとの違いを示し、最頻金利は最も多くの金融機関が採用している金利です。自分に適用される金利は申込先の金融機関で決まるため、最頻金利は比較の目安として扱います。借換融資の金利は機構の金利情報ページで新規・借換えを切り替えて、取扱金融機関の検索画面で確認する形になっています。
本稿の計算:期間区分の違い(仮の数字)
借入額2,000万円で、仮に年3.83%・25年と年3.51%・20年を比べると、毎月の返済額は次のようになります。
| 条件(仮) | 毎月の返済額 | 支払総額 |
|---|---|---|
| 年3.83%・300回 | 103,699円 | 31,109,734円 |
| 年3.51%・240回 | 116,095円 | 27,862,738円 |
この表は本稿の計算です。金利・残高・費用はすべて仮の数字で、特定の金融機関の条件ではありません。元利均等・ボーナス返済なし・金利一定として計算しています。
期間を短くすると金利区分が下がる一方、毎月の返済額は増えます。どちらを選ぶかは毎月の返済余力で決まります。
相談先・申込先の選び方
実際の適用金利と融資手数料は、フラット35の取扱金融機関ごとに異なります。金利の制度そのものについては住宅金融支援機構のお客さまコールセンター(0120-0860-35)が問い合わせ先です。
公的な問い合わせ先は相談先・問い合わせ先の一覧にまとめています。税金は税務署、登記は法務局または司法書士、個別の契約条件は返済中・申込予定の金融機関が確認先です。
出典
確認日:2026年10月13日。金利・手数料・税制は改定されます。手続き前に各リンク先の最新の記載と、ご自身の見積書・契約書面で確認してください。
費用と条件を分けて、ひとつずつ確かめよう。